1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由③

どうも、踊る理学療法士です♪

私のサイトでは、
バレエの「動き」に関わる様々なことを、
動きの専門家である「理学療法士」としての視点で解説しています!

今回のテーマは前回に引き続き

「1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由」について。

その原因について考えやすいものをまとめると、

①お尻に力を入れすぎている
②アンデオールする時に内腿の力が入りすぎている
③重心の位置
④可動域の問題
⑤お腹の問題

前回の記事では原因の①②③④について説明させていただきました!まだ読んでいない方はこちらから読んでみてください♪↓

1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由①
どうも、踊る理学療法士です♪ 私のサイトでは、 バレエの「動き」に関わる様々なことを、 動きの専門家である「理学療法士」としての視点で解説しています! 今回のテーマは 「1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由」 バレエの6番ポジション
1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由②
どうも、踊る理学療法士です♪ 私のサイトでは、 バレエの「動き」に関わる様々なことを、 動きの専門家である「理学療法士」としての視点で解説しています! 今回のテーマは前回に引き続き 「1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由」について。...

今回は原因の最後、⑤について説明していきますね♪

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お腹の問題

最後にお伝えしたいのはお腹の問題です!

「骨盤が前傾してしまう」と言う言葉を別の視点で考えてみましょう。
骨盤が前傾してしまうのを防ぐ為には、骨盤前傾運動の逆、骨盤後傾運動にに関わる力を出す必要があります。

その「骨盤後傾運動に関わる力」が弱いと、骨盤は前傾しやすくなってしまいます。

この「骨盤後傾運動に関わる力」とはなんでしょう。

最も弱くなりやすいのは、お腹の力です。
お腹の力といってもたくさんの筋肉がありますが、腹直筋、腹斜筋、腹横筋。すべて骨盤に関わる筋肉です。

これらの緊張が抜け、適度な力が入っていないと、骨盤は前傾しやすくなってしまいます。

また、体は骨や関節を軸として、周りにある筋肉で適度に挟み込むことで安定した姿勢・動きを作り出すことができます。
腹筋群の反対側にあるのは背中の筋肉(特に大事なのは脊柱起立筋と腰方形筋)。
腹筋が弱いだけでなく、背中の筋肉に過剰にに力が入ってしまうと、背中がそってしまい→骨盤が前傾してしまいやすくなります。

先ほども書きましたが、骨盤と体幹はつながっています。
骨盤と腹筋もつながっています。

いろいろな関係性が体にはありますので、ひとつひとつ意識してポジションをとってみてください♪

 

まとめ

1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまう理由について考えてみましたが、こんなにもたくさんの可能性が挙がりました。

一人一人、筋肉のつき方や関節の柔らかさ、動きの癖など本当にみんなばらばらですので、
ご自身の体がどの様に動いているのか、なんで1番ポジションの時に骨盤が前傾してしまうのかについて、上記の可能性を踏まえて照らし合わしていただけると嬉しいです!!

 

バレエに関わるみなさんの知識が少しでも増えますように♪

コメント

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