綺麗なアンデオールをする為に必要な深層外旋六筋.Turnout
まだ読んでない方はこちらの記事を先に読んでください▽▽
【バレエ】アンデオールに必要な「深層外旋六筋」【解剖学】
アンデオールとは股関節を開く運動のこと.
深層外旋六筋の他に,お尻にある大臀筋にもアンデオールを補助する役割があります.
こちらも読んでいない方は先に読んでみてください▽▽
アラベスクに必要な「大臀筋」!上部繊維と下部繊維があるって知ってました?
筋肉にはそれぞれいくつかの作用がありますが.
深層外旋六筋と大臀筋は共に,アンデオールに関わる「股関節を外側に回す運動」をします.
じゃあ,深層外旋六筋と大臀筋,両方に力を入れるように意識したら,より綺麗なアンデオールができるのかな?
違うんです!!
同じ作用があるからといって,むやみやたらに力を入れていいものじゃありません.
しなやかなバレエでは「必要なところだけに力を入れる」ことが重要になります!
そのため今回は,アンデオールに関わる深層外旋六筋と大臀筋について,
力を入れる時の重要な注意点を説明していきます!
大殿筋と深層外旋六筋
大殿筋と深層外旋六筋は近いところにあります.
お尻のいちばん表側に大きく「でんっ!!」と存在するのが大臀筋.
その奥の奥.股関節の中心に近いところにほっそーりと,でもしっかりとした存在感をもつのが深層外旋六筋です!
大殿筋は股関節を外に回す力より,股関節を後ろに曲げる力を強く発揮する筋肉です!
とても大きなパワーを持つのが「大臀筋」,
パワーは小さいが,より繊細で細かな微調節・そしてアンデオールした姿勢でしっかりとした安定性を作るのが「深層外旋六筋」です!
アンデオールする時にお尻に力を入れすぎたらだめ?
その時,
大殿筋はお尻のいちばん表側に大きく「でんっ!!」と存在する「大殿筋」がムキムキッと盛り上がってしまっていませんか??
筋肉って,力が入るとムキっと盛り上がるんです.
そうなると,大臀筋の奥の奥,股関節に近いところにある「深層外旋六筋」が,
大臀筋のムキっと盛り上がった部分に押しつぶされて,
力が十分に出せなくなります.
先ほども言いましたが,
大臀筋には股関節を開く力もありますが,股関節を後ろに曲げる力が強いんです.
つまり,お尻に頑張って力を入れようとしすぎると,股関節を後ろに曲げる力ばかりが出てしまい,
アンデオールの動きがしっかり出なくなってしまう為要注意です!
バレエにはしなやかさが大事!
でもバレエは違いますよね?笑
バレエに必要なしなやかなボディラインを作るためには,不必要な力を入れないことがとても大事です!
そのため,綺麗なアンデオールをする為には,
深層外旋六筋の力の入れ方を学び,
過度にお尻に力を入れないようにしましょう!
まとめ
・大臀筋が頑張りすぎると,深層外旋六筋がうまく働けなくなるから注意!
・過度な力を入れすぎないようにしましょう.
不必要な力が入らないようにしていきましょう!
コメント
[…] […]